スペルバインダーの用語
これらの語句は日本語に翻訳されておりませんでしたが、ネイティブスピーカーの方にたずねたところ、これらの語句はスペルバインダーの専門用語ではなく、すべて英単語とのことです。しかし英和辞典に載っていない単語があったり、一部のドキュメントでは最初の文字が大文字で表記されていたりすることなどから一部の語句は固有名詞かもしれません。
アプレンティス(Apprentice)
アプレンティスとは「見習い」、「弟子」、「実習生」といった意味です。クレイヒルという村のサモナーの息子、グリボンはアシュカのアプレンティスです。
スペルバインダーになるためにはまずアプレンティスにならなければなりません。アプレンティスはある一人のスペルバインダーのもとについて、スペルバインダーの文字の読み書きや、パワースーツの使い方などを学びます。
アイストーン(Eyestone)
この言葉は英和辞典には載っていないのでおそらく固有名詞でしょう。アイストーンは無線機のようなもので、これを使ってスペルバインダーやサモナーは遠くにいる人と会話することができます。
パワースーツ(Power Suit)
スペルバインダーはこれを着用し、稲妻を投げつけることができます。両腕をこすり合わせると稲妻を投げられる状態になります。パワースーツはパワーストーンのエネルギーを使用しています。
パワーストーン(Power Stone)
パワーストーンは電池のようなもので、パワースーツのエネルギーとして使用されています。これのもつエネルギーはわれわれの電池とは比べ物にならないほど強力です。強力な電磁石で充電することができます。パワーストーン(もしくはその原料?)はスペルバインダーの世界の岩に含まれており、岩に穴を掘って採取されています。
サモナー(Summoner)
サモナーとはsummonする人、つまり「召喚人」、「呼び出し人」といった意味のようです。サモナーはそれぞれの村に一人ずつ配置されているようです。
サモニングタワー(Summoning Tower)
召喚する塔。サモナーはサモニングタワーでアイストーンを使い、スペルバインダーを呼び出して、村やその周辺で起こった出来事などを報告します。サモニングタワーはそれぞれの村などに設置されていて、飛行船へのエネルギー供給や飛行船の離着陸にも使用されます。
リージェント(Regent)
摂政。統治者、支配者という意味もあります。リージェントはスペルバインダーの中でも一番えらい人です。彼らが法を犯した人を裁きます。
マローダー(Marauders)
maraudとは「略奪のために襲う」、「略奪する」という意味です。マローダーはしばしば村を襲い、スペルバインダーへの貢ぎ物を奪っていました。マローダーはスペルバインダーの敵とされ、太陽を消したのもマローダーの仕業だとされていました。しかしマローダーの正体は実は・・・。
ウェイストランド(Waste Land)
wasteとは「荒廃」、「不毛の」、といった意味です。wasteland(荒れ地、不毛の土地)という単語もあります。スペルバインダーは法を犯して追放されることになった人を、飛行船でウェイストランドへ連れて行き、置き去りにします。草木が枯れ果てた岩だらけの荒地で、一度追放されたら二度と戻れないと言われています。
スペルバインダー(Spellbinder)
spellbindとは「〜を魔法にかける」という意味です。spellbinder(雄弁家、人を魅了する作品)は意味が違うようです。きっと固有名詞でしょう。
spellbindには、「魔法をかける」以外に「呪文で縛る」というような意味もあるので、「民衆をパワースーツ等の魔法のようなもので拘束する人 たち」と考えれば、結構納得のいく名前だと思います。(なっちさんより情報を頂きました。ありがとうございます)
リアナの世界を支配しているのが、スペルバインダーという集団(人々)です。彼らはパワースーツを使い、逆らう者に対しては稲妻を投げつけます。誰もスペルバインダーに逆らうことはできません。スペルバインダーは人々が新しい事や物を考えたり作り出したりすることや、人々が魔法(とされている事)を使うことを禁じています。